2008年
03月
31日
(月)
14:30 |
編集
NHK-BS『アジアに生きる子供たち 僕とおばあちゃんのために〜フィリピン・介護士をめざして〜』
を見た
フィリピンで介護士を目指す少年ジェフリーの物語。
両親が離婚し出稼ぎに行ったまま行方不明
残った祖母と少年の生活を支えるのは
祖母の世話をしながら少年が稼ぐわずかな日雇い賃金のみ。。。
そんなもの生活保護で何とかしてやれよ
と言っても
何ともならないのがフィリピンの
というか世界の大半の地域の現実。
でもそんな中でもジェフリーは全くくじけない。
スリやギャングやこそ泥や麻薬中毒になったりしない。
それどころか町に新たにできた
授業料無料の介護の学校で学んで介護士になろうと
懸命に努力をする
という
とてもいい話。
授業と祖母の世話との間でのジェフリーの葛藤や
気難しい老人が心えお開いていく姿なんて
涙なしには見られない
という感じである。
すべてのフィリピン人介護士が素晴らしい
とはもちろん言えないけれど
世界中で活躍するその労働力を
全く受け入れようとしない
日本の政治の姿勢には疑問を感じる
というか甚だバカバカしいと思う。
日本がちゃんとした受け入れ姿勢さえ持てれば
彼らは必ず日本のプラスになる。
彼らは今の日本に無いもの、失ったものを持っているのであるから
プラスにならないはずがない。
(少なくとも在日米軍よりは…)
そして彼らと一緒にやっていくことが
次の日本を作っていくことなのである。
サウジやカナダよりも、もっと
フィリピン介護士に選んでもらえる国に
日本はなるべきだだと思う。
選んでもらえないということは
日本が国際競争に敗れているのだという認識が必要だろう。
そんなことはわかりきっているのに
それにもかかわらず
資源を買い負け、人材確保に負けるのは
長期的なヴィジョン構築の脆弱さが原因なのではないのだろうか。。。
を見た
フィリピンで介護士を目指す少年ジェフリーの物語。
両親が離婚し出稼ぎに行ったまま行方不明
残った祖母と少年の生活を支えるのは
祖母の世話をしながら少年が稼ぐわずかな日雇い賃金のみ。。。
そんなもの生活保護で何とかしてやれよ
と言っても
何ともならないのがフィリピンの
というか世界の大半の地域の現実。
でもそんな中でもジェフリーは全くくじけない。
スリやギャングやこそ泥や麻薬中毒になったりしない。
それどころか町に新たにできた
授業料無料の介護の学校で学んで介護士になろうと
懸命に努力をする
という
とてもいい話。
授業と祖母の世話との間でのジェフリーの葛藤や
気難しい老人が心えお開いていく姿なんて
涙なしには見られない
という感じである。
すべてのフィリピン人介護士が素晴らしい
とはもちろん言えないけれど
世界中で活躍するその労働力を
全く受け入れようとしない
日本の政治の姿勢には疑問を感じる
というか甚だバカバカしいと思う。
日本がちゃんとした受け入れ姿勢さえ持てれば
彼らは必ず日本のプラスになる。
彼らは今の日本に無いもの、失ったものを持っているのであるから
プラスにならないはずがない。
(少なくとも在日米軍よりは…)
そして彼らと一緒にやっていくことが
次の日本を作っていくことなのである。
サウジやカナダよりも、もっと
フィリピン介護士に選んでもらえる国に
日本はなるべきだだと思う。
選んでもらえないということは
日本が国際競争に敗れているのだという認識が必要だろう。
そんなことはわかりきっているのに
それにもかかわらず
資源を買い負け、人材確保に負けるのは
長期的なヴィジョン構築の脆弱さが原因なのではないのだろうか。。。
2008年
03月
31日
(月)
10:16 |
編集
単純な一筆書きの問題から
複雑な脳や現実社会の問題までを
「ネットワーク」という視点で読み解いていく
わかりやすくなかなかおもしろい本である。
人の社会が「六次の隔たり」で結ばれると言う事は
人間関係が単純な桝目で区切られた均質なネットワークではないことを示す
それは極めて重要なことなのだが
人は生活の中でそれを意識することがない
どころか
たいていの人は自分の右隣、左隣の人の事しか気にしない。。。
そこには情報のアンバランス、偏りがあるのだが
人々がそれを強く意識し出したら
世界の人間関係はどうかわるのだろう?
この本の中で一番興味深かったのは「黒幕」のところ。
エリートやセレブが社会全体の中で
どのようなネットワーク的位置付けにあるかという部分であった。
それは社会のネットワークの形によって
社会そのものの性質がどのように規定されるかを示唆する。
人間関係をめぐる社会学研究の骨格になるものだろう。
複雑な脳や現実社会の問題までを
「ネットワーク」という視点で読み解いていく
わかりやすくなかなかおもしろい本である。
人の社会が「六次の隔たり」で結ばれると言う事は
人間関係が単純な桝目で区切られた均質なネットワークではないことを示す
それは極めて重要なことなのだが
人は生活の中でそれを意識することがない
どころか
たいていの人は自分の右隣、左隣の人の事しか気にしない。。。
そこには情報のアンバランス、偏りがあるのだが
人々がそれを強く意識し出したら
世界の人間関係はどうかわるのだろう?
この本の中で一番興味深かったのは「黒幕」のところ。
エリートやセレブが社会全体の中で
どのようなネットワーク的位置付けにあるかという部分であった。
それは社会のネットワークの形によって
社会そのものの性質がどのように規定されるかを示唆する。
人間関係をめぐる社会学研究の骨格になるものだろう。
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2008年
03月
30日
(日)
19:48 |
編集
中国の胡錦濤国家主席が演説で強調する「科学的発展観」というものがある。
これは中国共産党の重要な指導原理でもあるらしい。
しかしその「科学的発展観」なるものが
どんなことを意味するのかはニュースの解説などを聞いていても
よくわからなかった。
むしろ語られる政策の中では
異質で唐突な印象しか残らないものであった。
今回、チベットの暴動を見ていて
その「科学的発展観」というものが何を意味するのかが
何となくわかった気がする。
「科学的発展観」とは、
中国というのは近代文明化されていない<非科学的>な国であり
それを<科学的>で近代的な国家にしていかなければならない
ということなのだろう。
既に「世界の工場」として発展を遂げた中国が
<迷信で閉ざされた暗黒の国である>とは考えてもみなかったので
私には「科学的発展観」の必要性がわからなかった。
しかし、中国の指導部は
(少なくとも名目上は)
自国を<迷信で閉ざされた暗黒の国である>という前提からスタートしている。
だからチベットを閉ざされた暗黒の地域として<文明開化>させようとする
ということなのだろう。
未開人を近代文明の強力な力で開明させる
それが中国の国家原理!
21世紀版「大躍進政策」…毛沢東時代から変わらない本質。
だからアフリカにも頻繁に訪れるのだろう。
一般には資源外交や市場開拓と考えられているけれど
それは単なる世界の常識でしかない
中国指導部を動かしているのは
未開のアフリカを文明開化させなければならないという
絶対的イデオロギーなのだろう。
だから迷信のかたまりであるあらゆる宗教は
文明の権化である中国共産党によって
管理され開明されなければならない。
「ねばならない」のである。
それが中国政府の存在意義である以上
チベット仏教と折り合いがつくはずがないのであろう。
そして中国政府にとって
宗教と人権とは全く結びつく事のないものなのだろう。。。
これは中国共産党の重要な指導原理でもあるらしい。
しかしその「科学的発展観」なるものが
どんなことを意味するのかはニュースの解説などを聞いていても
よくわからなかった。
むしろ語られる政策の中では
異質で唐突な印象しか残らないものであった。
今回、チベットの暴動を見ていて
その「科学的発展観」というものが何を意味するのかが
何となくわかった気がする。
「科学的発展観」とは、
中国というのは近代文明化されていない<非科学的>な国であり
それを<科学的>で近代的な国家にしていかなければならない
ということなのだろう。
既に「世界の工場」として発展を遂げた中国が
<迷信で閉ざされた暗黒の国である>とは考えてもみなかったので
私には「科学的発展観」の必要性がわからなかった。
しかし、中国の指導部は
(少なくとも名目上は)
自国を<迷信で閉ざされた暗黒の国である>という前提からスタートしている。
だからチベットを閉ざされた暗黒の地域として<文明開化>させようとする
ということなのだろう。
未開人を近代文明の強力な力で開明させる
それが中国の国家原理!
21世紀版「大躍進政策」…毛沢東時代から変わらない本質。
だからアフリカにも頻繁に訪れるのだろう。
一般には資源外交や市場開拓と考えられているけれど
それは単なる世界の常識でしかない
中国指導部を動かしているのは
未開のアフリカを文明開化させなければならないという
絶対的イデオロギーなのだろう。
だから迷信のかたまりであるあらゆる宗教は
文明の権化である中国共産党によって
管理され開明されなければならない。
「ねばならない」のである。
それが中国政府の存在意義である以上
チベット仏教と折り合いがつくはずがないのであろう。
そして中国政府にとって
宗教と人権とは全く結びつく事のないものなのだろう。。。
2008年
03月
29日
(土)
17:49 |
編集
深刻な危機が続いているダルフールの砂漠で
水脈を探している人がいる。
エジプトやシリアの砂漠でも水脈を発見した実績がある
ファルク・エル・バズ博士である。
博士によると
ダルフールの地下にも巨大な湖があるそうだ。
井戸を掘り水をくみ出し
そこから人々の暮らす村まで
安全に水を運べるインフラを作れれば
作物も作れるようになり
状況はかなり改善されるだろう。
そうすれば生きるための<最低限>を
自力で満たせるようになるかもしれない。
そうなれば素晴らしい!
そういう時に
無数の水脈伝説を持つ日本が
力になれるとよいのだけれど…
http://www.nbu.ac.jp/CE/kounot/museum/kobo/kobo.htm
参考:NHK-BS「今日の世界」(08/03/21)
水脈を探している人がいる。
エジプトやシリアの砂漠でも水脈を発見した実績がある
ファルク・エル・バズ博士である。
博士によると
ダルフールの地下にも巨大な湖があるそうだ。
井戸を掘り水をくみ出し
そこから人々の暮らす村まで
安全に水を運べるインフラを作れれば
作物も作れるようになり
状況はかなり改善されるだろう。
そうすれば生きるための<最低限>を
自力で満たせるようになるかもしれない。
そうなれば素晴らしい!
そういう時に
無数の水脈伝説を持つ日本が
力になれるとよいのだけれど…
http://www.nbu.ac.jp/CE/kounot/museum/kobo/kobo.htm
参考:NHK-BS「今日の世界」(08/03/21)
2008年
03月
26日
(水)
22:19 |
編集
15年前に出版されたものであるが
極めて質の高い内容で
今読んでも古びるどころか、
さらに価値を高めているように思われる。
アメリカは現在大統領候補選びの真っ最中である。
日本から見ているとわかりにくい<争点>の意味が
この本を読むとよくわかるようになるし
今のブッシュ政権がどうしてイラク戦争をしなければならなくなったのか
ということまで見えてくる。
経済が疲弊し、政治が分裂していく中で
決して力を弱めることのなかった唯一の勢力。それが「キリスト教ライト」であった。
方向感を失った迷えるアメリカは右向きの神に導かれていったのである。
この本ではアメリカの政権について、その思想や背景までが
詳しく述べられているが
そのことによって民主政治そのもののかかえる問題
その限界点までもがあぶりだされている。
「あとがき」にはこうある
「現代アメリカについては日々、沢山の情報が入ってくるようになった」
しかし
「われわれはともすればそれらの情報に圧倒され、追いまくられる」
そして
「個々の情報を離れてアメリカをどう理解するかといった重要な作業は片隅に追いやられる」
それでは
「認識は表面的なものに止まり、深さを獲得できない」
だから
「日々の情報の流れに目を配るだけではなく、その背後に潜むものにまで遡って問題をとらえる努力」
が必要である。
まさにその通りであり、そのことをこの本は見事に達成している。
インターネットの普及によって
我々が入手する情報は15年前とは比べ物ならないほど増えた。
しかしそれらの情報はますます断片化している。
だからこそこのような本の深くよくまとまった情報の価値は
さらに高まるのであろう。
極めて質の高い内容で
今読んでも古びるどころか、
さらに価値を高めているように思われる。
アメリカは現在大統領候補選びの真っ最中である。
日本から見ているとわかりにくい<争点>の意味が
この本を読むとよくわかるようになるし
今のブッシュ政権がどうしてイラク戦争をしなければならなくなったのか
ということまで見えてくる。
経済が疲弊し、政治が分裂していく中で
決して力を弱めることのなかった唯一の勢力。それが「キリスト教ライト」であった。
方向感を失った迷えるアメリカは右向きの神に導かれていったのである。
この本ではアメリカの政権について、その思想や背景までが
詳しく述べられているが
そのことによって民主政治そのもののかかえる問題
その限界点までもがあぶりだされている。
「あとがき」にはこうある
「現代アメリカについては日々、沢山の情報が入ってくるようになった」
しかし
「われわれはともすればそれらの情報に圧倒され、追いまくられる」
そして
「個々の情報を離れてアメリカをどう理解するかといった重要な作業は片隅に追いやられる」
それでは
「認識は表面的なものに止まり、深さを獲得できない」
だから
「日々の情報の流れに目を配るだけではなく、その背後に潜むものにまで遡って問題をとらえる努力」
が必要である。
まさにその通りであり、そのことをこの本は見事に達成している。
インターネットの普及によって
我々が入手する情報は15年前とは比べ物ならないほど増えた。
しかしそれらの情報はますます断片化している。
だからこそこのような本の深くよくまとまった情報の価値は
さらに高まるのであろう。
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2008年
03月
23日
(日)
19:52 |
編集
鉄鉱石の取引価格が65%も値上りする。
その時の価格交渉で言われたのが
「本当に怖いのは中国」ということだったらしい。
巨額のM&Aを繰り返し、まさに食うか食われるかのメタル業界で
中国に食われないためには駆け引きは凄まじい。
そこでは実際の資源も動くが、はるかに大きく動いているのがマネー
リスクの多く手間のかかる探鉱よりも、手っ取り早く買収でパワーを拡大させるのが
今のやり方である。
探鉱しないでカネがカネを呼んでいるのだから
果てしない値上げになるも当然である。
それはオイルでもメタルも同じである。
そんな中で資源受給に大きな影響を与えそうなのが
ノーチラス・ミネラルズ社の海底資源採掘である。
環境破壊の問題はあるとしても
血みどろの札束が飛び交い、やたらとカントリーリスクの高い鉱山開発より
そちらの方が期待が高い。
日本の排他的水域にも豊富な海底資源がある。
文字通りの「ブルーオーシャン戦略」というところだろうか。。。
現在の鉄の使用拡大が主に中国によるものであるなら
中国の拡大が減速すれば
価格は一気に下る可能性もある。
既に上海の株価は去年の最高値から4割も落ちているのだから
中国は明らかなそして大きな減速傾向ではないのだろうか。
その時の価格交渉で言われたのが
「本当に怖いのは中国」ということだったらしい。
巨額のM&Aを繰り返し、まさに食うか食われるかのメタル業界で
中国に食われないためには駆け引きは凄まじい。
そこでは実際の資源も動くが、はるかに大きく動いているのがマネー
リスクの多く手間のかかる探鉱よりも、手っ取り早く買収でパワーを拡大させるのが
今のやり方である。
探鉱しないでカネがカネを呼んでいるのだから
果てしない値上げになるも当然である。
それはオイルでもメタルも同じである。
そんな中で資源受給に大きな影響を与えそうなのが
ノーチラス・ミネラルズ社の海底資源採掘である。
環境破壊の問題はあるとしても
血みどろの札束が飛び交い、やたらとカントリーリスクの高い鉱山開発より
そちらの方が期待が高い。
日本の排他的水域にも豊富な海底資源がある。
文字通りの「ブルーオーシャン戦略」というところだろうか。。。
![]() | メタル・ウォーズ (2008/02/15) 谷口 正次 商品詳細を見る |
現在の鉄の使用拡大が主に中国によるものであるなら
中国の拡大が減速すれば
価格は一気に下る可能性もある。
既に上海の株価は去年の最高値から4割も落ちているのだから
中国は明らかなそして大きな減速傾向ではないのだろうか。
2008年
03月
22日
(土)
18:29 |
編集
「松下電器産業などは、たんぱく質を使って
高性能メモリーを作る新技術の開発に成功した。」
「従来の30倍以上の大容量メモリーを低コストで作れる」
「5年程度で実用化」
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news003276.html
たんぱく質を使った微細化技術にも完全に目処がついたようである。
大きなブレークスルー
というか
機械と生物の間の垣根がまたひとつ取り除かれた感じだ。
生物はDNAの解読でデジタルなキカイと見なされる方向に進み
極めて単純な生物が極めて高度なキカイを作るようになる
今世紀中にはこの二つの方向が完全に繋がるようになるのかもしれない。
様々な方向からの研究が繋がって
さらに大きなブレークスルーになる。
手探りで求める見えない無数の未来、
それらがどこで繋がる世界の構造そのものの不思議
あるいは偉大さ
そこには神の導きのようなものがあるのだろうか?
高性能メモリーを作る新技術の開発に成功した。」
「従来の30倍以上の大容量メモリーを低コストで作れる」
「5年程度で実用化」
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news003276.html
たんぱく質を使った微細化技術にも完全に目処がついたようである。
大きなブレークスルー
というか
機械と生物の間の垣根がまたひとつ取り除かれた感じだ。
生物はDNAの解読でデジタルなキカイと見なされる方向に進み
極めて単純な生物が極めて高度なキカイを作るようになる
今世紀中にはこの二つの方向が完全に繋がるようになるのかもしれない。
様々な方向からの研究が繋がって
さらに大きなブレークスルーになる。
手探りで求める見えない無数の未来、
それらがどこで繋がる世界の構造そのものの不思議
あるいは偉大さ
そこには神の導きのようなものがあるのだろうか?
2008年
03月
22日
(土)
15:47 |
編集
中国で発明された文字である漢字
それは古代の日本に「輸入」された
もともとそれは神と人を繋ぐものであった。
それを日本は万葉仮名として日本語の「音」にあてはめた。
さらに漢字は「意味」としても使われ続けた。
「音」としての漢字は単純化され「仮名」になった。
そして漢字仮名交じりという独特の形ができた。
さらに漢字につく「ルビ」が発明された。
それから外来語をカタカナで表現し
ダイレクトに日本語に突っ込むという
荒々しい技法が加わった。
そして現在
顔文字、ケータイ文字、ギャル文字…
デジタル時代にも文字は変化を続ける。
デジタルだけではない
アナログ手作りの「ガムテープ文字」も注目されているし
(駅の警備員が文字を作ってしまうあたりが日本の大衆レベルの知的水準の高さか)
多様な文字表現の多様な文字デザイン化は
絶えず日本の文化を塗り替えている。。。
その間、エリート層からは
漢字こそが正式で仮名は邪道
とか
古い漢字などは捨ててアルファベットに変えるべきだ
とかの意見も多くあったようだが
日本人は草の根的に
文字をリニューアルして
使う人の使い勝手のいいものにしてきた。
日本の文字には歴史的な厚い層がある。
日本人が得意とする「ものづくり」にも通じる
「もじづくり」と言えるものなのかもしれないし
古来からの「もじづくり」が
今の「ものづくり」の基盤なのかもしれない。
参考:
私のこだわり人物伝「漢字に遊んだ巨人〜白川静〜」(NHK教育)
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200802/tuesday.html
放送記念日特集「映像メディアはどうなるか〜ネットの世界は今〜」(NHK-BS)
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-03-20&ch=11&eid=25446
日経デザイン(2008/4月号)
http://nd.nikkeibp.co.jp/nd/archive/2008/04/index.shtml
それは古代の日本に「輸入」された
もともとそれは神と人を繋ぐものであった。
それを日本は万葉仮名として日本語の「音」にあてはめた。
さらに漢字は「意味」としても使われ続けた。
「音」としての漢字は単純化され「仮名」になった。
そして漢字仮名交じりという独特の形ができた。
さらに漢字につく「ルビ」が発明された。
それから外来語をカタカナで表現し
ダイレクトに日本語に突っ込むという
荒々しい技法が加わった。
そして現在
顔文字、ケータイ文字、ギャル文字…
デジタル時代にも文字は変化を続ける。
デジタルだけではない
アナログ手作りの「ガムテープ文字」も注目されているし
(駅の警備員が文字を作ってしまうあたりが日本の大衆レベルの知的水準の高さか)
多様な文字表現の多様な文字デザイン化は
絶えず日本の文化を塗り替えている。。。
その間、エリート層からは
漢字こそが正式で仮名は邪道
とか
古い漢字などは捨ててアルファベットに変えるべきだ
とかの意見も多くあったようだが
日本人は草の根的に
文字をリニューアルして
使う人の使い勝手のいいものにしてきた。
日本の文字には歴史的な厚い層がある。
日本人が得意とする「ものづくり」にも通じる
「もじづくり」と言えるものなのかもしれないし
古来からの「もじづくり」が
今の「ものづくり」の基盤なのかもしれない。
参考:
私のこだわり人物伝「漢字に遊んだ巨人〜白川静〜」(NHK教育)
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200802/tuesday.html
放送記念日特集「映像メディアはどうなるか〜ネットの世界は今〜」(NHK-BS)
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-03-20&ch=11&eid=25446
日経デザイン(2008/4月号)
http://nd.nikkeibp.co.jp/nd/archive/2008/04/index.shtml
2008年
03月
22日
(土)
11:09 |
編集
日経ビジネス(2008/3/24号)の
「時流超流 景気深読み」に
「日本では不動産価格と株価が同時に上下する傾向が強く…」
「米国では、不動産価格と株価が逆方向に動くことが多く、資産価格の動きが経済に与える影響は緩和される傾向にある」
という記載があった。
日本人は不安になるとすぐに何でも現金化してしまう現金大好き国民
だから現金を貯めるのも好きだから貯蓄が上る
アメリカ人は日本人ほど現金を信用していない。
小切手・クレジット経済である
日本人は現金でモノの価値を計り
アメリカ人はモノで現金の価値を計る
ということなのかもしれない
まあ、その傾向があったとしても
今のアメリカの住宅資産価値の低下が
株価の上昇で相殺される
とまではいかないだろう。
ただ日本のバブル崩壊の時のように
一方的に現金に逃避する
というわけでもなさそうだ。
そのあたり、アメリカの金融の懐の深さだろう。
金融不安の表現が
日本では現金の滞留となった。
日本人が貯金好きだから現金が貯まったのではなく
金融が弱いから現金が滞り溜まってしまったのである。
貯金は美徳ではなく単なる行き先のわからない迷子だった。
銀行にあったのは貯金という名の?????だったということだろう。
金融先進国アメリカは
今の不安をこれからどう表現していくだろう。。。
アメリカには現金という????を選ぶ志向はない
リスクのあるアクティブな!!!!を選ぶだろう。
「時流超流 景気深読み」に
「日本では不動産価格と株価が同時に上下する傾向が強く…」
「米国では、不動産価格と株価が逆方向に動くことが多く、資産価格の動きが経済に与える影響は緩和される傾向にある」
という記載があった。
日本人は不安になるとすぐに何でも現金化してしまう現金大好き国民
だから現金を貯めるのも好きだから貯蓄が上る
アメリカ人は日本人ほど現金を信用していない。
小切手・クレジット経済である
日本人は現金でモノの価値を計り
アメリカ人はモノで現金の価値を計る
ということなのかもしれない
まあ、その傾向があったとしても
今のアメリカの住宅資産価値の低下が
株価の上昇で相殺される
とまではいかないだろう。
ただ日本のバブル崩壊の時のように
一方的に現金に逃避する
というわけでもなさそうだ。
そのあたり、アメリカの金融の懐の深さだろう。
金融不安の表現が
日本では現金の滞留となった。
日本人が貯金好きだから現金が貯まったのではなく
金融が弱いから現金が滞り溜まってしまったのである。
貯金は美徳ではなく単なる行き先のわからない迷子だった。
銀行にあったのは貯金という名の?????だったということだろう。
金融先進国アメリカは
今の不安をこれからどう表現していくだろう。。。
アメリカには現金という????を選ぶ志向はない
リスクのあるアクティブな!!!!を選ぶだろう。
2008年
03月
21日
(金)
14:48 |
編集
NHK-BSのドキュメンタリー「シリーズ プーチンのロシア」を見た。
現在の世界の動きを決定付けたのが
「冷戦終結」という巨大な出来事であったことを改めて感じた。
「冷戦終結」は自由主義勢力カの勝利で終った。
その勝利は東欧・中央アジアの連続革命に繋がり
自由の盟主アメリカを勢いづけた。
バラ革命(2003・グルジア)、オレンジ革命(2004・ウクライナ)、チューリップ革命(2005・キルギス)である。
それらにはアメリカの資金とマーケティング手法が駆使された。
「マーケティング」は共産主義社会には馴染みの無い手法であった。
だから恐ろしく新鮮で、強烈な威力を発揮した。
資金はアメリカ政府とソロス財団から出ている
(ハンガリーのユダヤ人であるソロスはソ連を心底憎んでいる)
アメリカは勝利に酔いしれた。
特にブッシュ大統領は自由を求める市民に囲まれ英雄になり
自由と民主主義を与える神になった(つもりでいた)
その大いなる興奮と陶酔の中で突っ込んで行ったのがイラク戦争(2003)であった。
今にして思えばそれら一連の出来事は<革命バブル>であり
果てしないイラクの泥沼化は、その崩壊であった。
その間隙を縫って出てきたのが「プーチンのロシア」と中国であった。
無敵のアメリカは一人負け。完全に自滅であった。
ロシアの武器は<資源>
中国が求めたのも<資源>
これが現在の資源暴騰の背景である。
慌てたのはガスの供給をロシアに頼るヨーロッパ
中でもロシアに近いドイツであった
(そして自ら地政学的リスクを作り、自分で自分の首を絞めたアメリカ!)
近年ヨーロッパがやたらと「環境」を訴える背景にはこれがあるのだろう。
ロシアにエネルギーを握られている恐怖。
だから、ドイツは国策として太陽電池開発をバックアップしている。
(ドイツでは再生可能エネルギー電力を無理矢理電力会社に買わせ、
無名だったQセルズはたちまち世界2位の太陽電池会社になった)
環境問題は何十年も前から叫ばれていた。
しかしそれが大きな動きとなって政治を動かしているのは近年のことだ。
「冷戦終結」が「温暖化」を産んだということだろう。。。
現在の世界の動きを決定付けたのが
「冷戦終結」という巨大な出来事であったことを改めて感じた。
「冷戦終結」は自由主義勢力カの勝利で終った。
その勝利は東欧・中央アジアの連続革命に繋がり
自由の盟主アメリカを勢いづけた。
バラ革命(2003・グルジア)、オレンジ革命(2004・ウクライナ)、チューリップ革命(2005・キルギス)である。
それらにはアメリカの資金とマーケティング手法が駆使された。
「マーケティング」は共産主義社会には馴染みの無い手法であった。
だから恐ろしく新鮮で、強烈な威力を発揮した。
資金はアメリカ政府とソロス財団から出ている
(ハンガリーのユダヤ人であるソロスはソ連を心底憎んでいる)
アメリカは勝利に酔いしれた。
特にブッシュ大統領は自由を求める市民に囲まれ英雄になり
自由と民主主義を与える神になった(つもりでいた)
その大いなる興奮と陶酔の中で突っ込んで行ったのがイラク戦争(2003)であった。
今にして思えばそれら一連の出来事は<革命バブル>であり
果てしないイラクの泥沼化は、その崩壊であった。
その間隙を縫って出てきたのが「プーチンのロシア」と中国であった。
無敵のアメリカは一人負け。完全に自滅であった。
ロシアの武器は<資源>
中国が求めたのも<資源>
これが現在の資源暴騰の背景である。
慌てたのはガスの供給をロシアに頼るヨーロッパ
中でもロシアに近いドイツであった
(そして自ら地政学的リスクを作り、自分で自分の首を絞めたアメリカ!)
近年ヨーロッパがやたらと「環境」を訴える背景にはこれがあるのだろう。
ロシアにエネルギーを握られている恐怖。
だから、ドイツは国策として太陽電池開発をバックアップしている。
(ドイツでは再生可能エネルギー電力を無理矢理電力会社に買わせ、
無名だったQセルズはたちまち世界2位の太陽電池会社になった)
環境問題は何十年も前から叫ばれていた。
しかしそれが大きな動きとなって政治を動かしているのは近年のことだ。
「冷戦終結」が「温暖化」を産んだということだろう。。。
2008年
03月
20日
(木)
21:47 |
編集
オイルバブル、SWFで注目されるアラブの大富豪たちについて書かれた本。
アラブ、特に湾岸諸国がどのように成り立っているか
王家とは何か。
資源によってとてつもなく国が豊かになるとはどういうことか
自由、平等、民主化とは関係がないところで国はどのように統治されるのか
いろいろ興味深い事がわかる。
それにしても人口の7割を出稼ぎ労働者が占める国が成立するなんて!
出稼ぎ労働者をほとんど受け入れない日本からは想像もつかない世界。
「近代国家」という概念そのものが覆される。
それは便所が6畳もの広さがあるとか
一軒の家に部屋が300あるとか
金があるので若者が働かないとか
子沢山のサウジには掃いて捨てるほどの王族がいて
「王子」と呼ばれる人だけで1000人以上になるとか
そんなどんなことよりもショックな事実。
アラブ、特に湾岸諸国がどのように成り立っているか
王家とは何か。
資源によってとてつもなく国が豊かになるとはどういうことか
自由、平等、民主化とは関係がないところで国はどのように統治されるのか
いろいろ興味深い事がわかる。
それにしても人口の7割を出稼ぎ労働者が占める国が成立するなんて!
出稼ぎ労働者をほとんど受け入れない日本からは想像もつかない世界。
「近代国家」という概念そのものが覆される。
それは便所が6畳もの広さがあるとか
一軒の家に部屋が300あるとか
金があるので若者が働かないとか
子沢山のサウジには掃いて捨てるほどの王族がいて
「王子」と呼ばれる人だけで1000人以上になるとか
そんなどんなことよりもショックな事実。
![]() | アラブの大富豪 (新潮新書 251) (2008/02) 前田 高行 商品詳細を見る |
2008年
03月
20日
(木)
21:12 |
編集
日銀総裁が空席になった。
日銀が壊された。
同時に参議院の「良識」も跡形もなくなった。
道路とガソリンも壊された
自衛隊も壊された
年金も壊された
もちろん悪いものは壊せばいい
でもせめて次のプランを考えてからにしてほしい。。。
これではまるで
再生プランも出口戦略もなくイラクを攻撃した米軍のようなものだ。
ニッポン掃討作戦!進行中
民主党が政権をとったら
今度は間違いなく日本全部が壊される。
再生プランも出口戦略もなく…
権力に酔ったノー天気なオヤジによって日本はイラクにされてしまう。
権力を振り回して国を壊しまくるだけなら
ジンバブエとさえ変わりない。
それが今の日本が向かっている姿。
権力闘争で国政を前に進めることができないなら
国会議員なんていらない。
むしろ邪魔である。単なるジコチューのオヤジたちである。
膨大な粗大ゴミである。
だから壊すなら国会議員同士で壊しあって、お互いを埋めてしまってほしい。
日銀が壊された。
同時に参議院の「良識」も跡形もなくなった。
道路とガソリンも壊された
自衛隊も壊された
年金も壊された
もちろん悪いものは壊せばいい
でもせめて次のプランを考えてからにしてほしい。。。
これではまるで
再生プランも出口戦略もなくイラクを攻撃した米軍のようなものだ。
ニッポン掃討作戦!進行中
民主党が政権をとったら
今度は間違いなく日本全部が壊される。
再生プランも出口戦略もなく…
権力に酔ったノー天気なオヤジによって日本はイラクにされてしまう。
権力を振り回して国を壊しまくるだけなら
ジンバブエとさえ変わりない。
それが今の日本が向かっている姿。
権力闘争で国政を前に進めることができないなら
国会議員なんていらない。
むしろ邪魔である。単なるジコチューのオヤジたちである。
膨大な粗大ゴミである。
だから壊すなら国会議員同士で壊しあって、お互いを埋めてしまってほしい。
2008年
03月
20日
(木)
18:14 |
編集
18日に行われた会見で中国の温家宝首相は
「チベット暴動はダライ・ラマ(14世)一派が企て扇動した」
と述べた。。。。
慌て過ぎて行き過ぎた発言である。
狼狽であり、そして論外である。
やり場の無い責任のとんでもない転嫁である。
混乱して混同した丸投げである。
国際感覚の著しい欠如である。
ダライ・ラマはビンラディンではない。。。
こんな馬鹿げた発言をしてしまったら
普通は火に油を注ぐだけである。
相手がチベット仏教だから押さえられている
いや、チベット側がまだよく自制しているということだろう。
亡命を受け入れているインドだって
「テロ支援国家」と名指しされたようなものである。
もし相手がイスラム教だったら…
と考えると恐ろしい。
世界中の中国人街がターゲットになり
特にアフリカとアジアでは大使館も商店も学校も
焼き討ちにあい、略奪され、人々が殺されるだろう。
資源外交も次々破綻。
中国のかかえる大きなリスクが一度に噴出すことになる。
そしてそのリスクは世界経済をも揺るがすだろう。
オリンピックどころじゃなくなる。
「犯人はダライ・ラマ!」
と言ってしまいたい気持ちはわからないでもないけれど
それは「2ちゃんねる」に書かれればいいような話題だ。
言論の自由が無い国では
首相がまとめて
こんな偏った代弁をするしかないのだろうか?
でも、そうだとするなら
中国の政治体制はあまりにも危険。
「チベット暴動はダライ・ラマ(14世)一派が企て扇動した」
と述べた。。。。
慌て過ぎて行き過ぎた発言である。
狼狽であり、そして論外である。
やり場の無い責任のとんでもない転嫁である。
混乱して混同した丸投げである。
国際感覚の著しい欠如である。
ダライ・ラマはビンラディンではない。。。
こんな馬鹿げた発言をしてしまったら
普通は火に油を注ぐだけである。
相手がチベット仏教だから押さえられている
いや、チベット側がまだよく自制しているということだろう。
亡命を受け入れているインドだって
「テロ支援国家」と名指しされたようなものである。
もし相手がイスラム教だったら…
と考えると恐ろしい。
世界中の中国人街がターゲットになり
特にアフリカとアジアでは大使館も商店も学校も
焼き討ちにあい、略奪され、人々が殺されるだろう。
資源外交も次々破綻。
中国のかかえる大きなリスクが一度に噴出すことになる。
そしてそのリスクは世界経済をも揺るがすだろう。
オリンピックどころじゃなくなる。
「犯人はダライ・ラマ!」
と言ってしまいたい気持ちはわからないでもないけれど
それは「2ちゃんねる」に書かれればいいような話題だ。
言論の自由が無い国では
首相がまとめて
こんな偏った代弁をするしかないのだろうか?
でも、そうだとするなら
中国の政治体制はあまりにも危険。
2008年
03月
18日
(火)
11:15 |
編集
当初絶対優位と見られていたヒラリー・クリントンの選挙戦。
今はすっかり逆風で、ドロだらけで、なりふり構わない状態が続いている。
私は、ヒラリー・クリントンの節操の無さが嫌いである。
その姿は今のアメリカの姿と重なる。
冷戦終結から後、
唯一の超大国、自由と民主主義の庇護者。
グローバル化の中心として
小さな挫折はすぐに乗り越えて進む連戦連勝の日々。。。
だった
でも
イラク戦争の失敗で片方の軍事力というエンジンを失い
サブプライムで金融というエンジンも失った。
そして失速、墜落、立ち往生
もがき苦しみ、なりふり構わず建て直しを計る。
ヒラリーの場合、二つのエンジンは、知名度と資金(組織)
知名度ですぐに追いつかれ、資金も枯渇
>そして失速、墜落、立ち往生
>もがき苦しみ、なりふり構わず建て直しを計る。
そう、ヒラリーの次の一手はそれ
イラクも金融問題も少し明るい兆しが見えてきた
もう、それしかない。
「私こそアメリカ!最悪の状態を乗り越えて立ち直るアメリカ!」
「どんな逆風や非難を受けようと、私は困難を乗り越える」
「危機を乗り越える術を知っているのは私しかいない。私こそアメリカ!」
オバマが「YES WE CAN」なら、ヒラリーは「I am USA」
今はすっかり逆風で、ドロだらけで、なりふり構わない状態が続いている。
私は、ヒラリー・クリントンの節操の無さが嫌いである。
その姿は今のアメリカの姿と重なる。
冷戦終結から後、
唯一の超大国、自由と民主主義の庇護者。
グローバル化の中心として
小さな挫折はすぐに乗り越えて進む連戦連勝の日々。。。
だった
でも
イラク戦争の失敗で片方の軍事力というエンジンを失い
サブプライムで金融というエンジンも失った。
そして失速、墜落、立ち往生
もがき苦しみ、なりふり構わず建て直しを計る。
ヒラリーの場合、二つのエンジンは、知名度と資金(組織)
知名度ですぐに追いつかれ、資金も枯渇
>そして失速、墜落、立ち往生
>もがき苦しみ、なりふり構わず建て直しを計る。
そう、ヒラリーの次の一手はそれ
イラクも金融問題も少し明るい兆しが見えてきた
もう、それしかない。
「私こそアメリカ!最悪の状態を乗り越えて立ち直るアメリカ!」
「どんな逆風や非難を受けようと、私は困難を乗り越える」
「危機を乗り越える術を知っているのは私しかいない。私こそアメリカ!」
オバマが「YES WE CAN」なら、ヒラリーは「I am USA」
2008年
03月
16日
(日)
20:21 |
編集
アメリカは景気後退だと言い
ヨーロッパはインフレだと言う
それぞれが
自分たちの足下だけを見て
違う事を言っているようだが
合わせて見れば
景気後退とインフレが同時に起きているというのだから
実は
要するに
今こそが<世界規模でのスタグフレーション>という事ではないのだろうか。。。
---------------------------------------------------------------
…為替の目標は18日中にあっと驚く95円か!?…いや、もういくらになってもあまり驚けないけど。。。
ヨーロッパはインフレだと言う
それぞれが
自分たちの足下だけを見て
違う事を言っているようだが
合わせて見れば
景気後退とインフレが同時に起きているというのだから
実は
要するに
今こそが<世界規模でのスタグフレーション>という事ではないのだろうか。。。
---------------------------------------------------------------
…為替の目標は18日中にあっと驚く95円か!?…いや、もういくらになってもあまり驚けないけど。。。
2008年
03月
15日
(土)
09:53 |
編集
昨晩のニュースで、今外貨預金が急増しているというものがあった。
取材されていたのはりそな銀行で、「外貨の達人」というパンフレットが映っていた。
連日、円高が進んでいて
外国投信も萎んでいるのに
この時期に外貨預金が急増するという逆行現象の不思議。
毎日1%ずつ預けたお金の価値が減っていくというのに…
確かに急激な円高が進み過ぎているので
今、外貨を買っていれば1年後には円安に転じている可能性は十分にある。
その間の金利差も享受できるかもしれない。
しかし「外貨の達人」というのはドル預金であり
円との金利差が縮んでいく通貨での預金ある。
円以外の通貨に対しても円高はどんどん進んでいる。
ドルが100円という心理的抵抗線を割って
どこまで行くのかわからなくなっているのに…
それでも日本人は<貯金が好き!>なんだろうか???
堅実に貯めてお小遣いの利子を貰うという行動様式を貫くために
将来が不安な円を捨てて、預金者保護さえされない円よりも不安な通貨を貯める!?
いや、そこまで愚かではないだろうな、多分…
これは外貨で預金をして海外で使うためなんだろうな、きっと…
だから預金というより送金か。。
取材されていたのはりそな銀行で、「外貨の達人」というパンフレットが映っていた。
連日、円高が進んでいて
外国投信も萎んでいるのに
この時期に外貨預金が急増するという逆行現象の不思議。
毎日1%ずつ預けたお金の価値が減っていくというのに…
確かに急激な円高が進み過ぎているので
今、外貨を買っていれば1年後には円安に転じている可能性は十分にある。
その間の金利差も享受できるかもしれない。
しかし「外貨の達人」というのはドル預金であり
円との金利差が縮んでいく通貨での預金ある。
円以外の通貨に対しても円高はどんどん進んでいる。
ドルが100円という心理的抵抗線を割って
どこまで行くのかわからなくなっているのに…
それでも日本人は<貯金が好き!>なんだろうか???
堅実に貯めてお小遣いの利子を貰うという行動様式を貫くために
将来が不安な円を捨てて、預金者保護さえされない円よりも不安な通貨を貯める!?
いや、そこまで愚かではないだろうな、多分…
これは外貨で預金をして海外で使うためなんだろうな、きっと…
だから預金というより送金か。。
2008年
03月
14日
(金)
19:23 |
編集
完備された鉄道網があるから日本は最強
とまで言われると
少々行き過ぎかなとは思うけれど
それを社会全体の性質と結びつけて論じているところは
とても興味深いし、共感できる部分も多い
無駄な議論と思える部分もあるけれど
本としては勢いがあって、一気に楽しく読めた。
日本の鉄道のネットワーク性と
日本社会の融通無碍さ、すり合わせの巧みさには
相通ずるものがあること。
日本社会の平等性と
西欧社会の権威主義、エリート主義、個人主義
そそれぞれがそれぞれをどう規定しているか。
日本の強みと弱み
欧米の弱みと強み
それらに関する重要な指摘は多い。
無謀な議論もあるけれど
日本人を元気付けることのできる本である。
かなり推奨
…表紙とタイトルはちょっと過激すぎるけれど。
とまで言われると
少々行き過ぎかなとは思うけれど
それを社会全体の性質と結びつけて論じているところは
とても興味深いし、共感できる部分も多い
無駄な議論と思える部分もあるけれど
本としては勢いがあって、一気に楽しく読めた。
日本の鉄道のネットワーク性と
日本社会の融通無碍さ、すり合わせの巧みさには
相通ずるものがあること。
日本社会の平等性と
西欧社会の権威主義、エリート主義、個人主義
そそれぞれがそれぞれをどう規定しているか。
日本の強みと弱み
欧米の弱みと強み
それらに関する重要な指摘は多い。
無謀な議論もあるけれど
日本人を元気付けることのできる本である。
かなり推奨
…表紙とタイトルはちょっと過激すぎるけれど。
2008年
03月
14日
(金)
18:23 |
編集
NHK-BSドキュメンタリー:『裸足(はだし)のソーラー・エンジニアたち〜インド〜』
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/080221.html
インドで電気がまだ通っていない村々に
ソーラー発電システムを普及させる試みを追ったドキュメンタリー。
この試みで特徴的なのは
その設置や管理を行うのが村の女性達であることだ。
学校教育を受けた事もなければ
村から外に出た事もない女性達が研修を受け
「はだしのソーラーエンジニア」になっていく。
女性の地位が低い<伝統的>インドで
全く無学の女性達が怖れながらも懸命に学び自立していく。
その無謀にも思える試みが形になっていく姿は感動的であった。
しかし、その恩恵を受けているはずの村人達の反応が
必ずしも好意的なものばかりではないのは残念であった。
「曇ると十分な電気が得られない」「テレビが見られない」
というような反応である。
その反応の裏側には女性が力を持って豊かになることや
怪しげなテクノロジーへの
伝統社会の妬みや反感(そして恐怖)がありそうに思える。
それが進むとエンジニアの女性たちへの
暴力が起きるかもしれない。。。
変わっていく時代と変われない強固な伝統社会のせめぎあい。
息苦しくなる局面である。
インドは世界最大の「民主主義国家」なのに
<民主主義>だけでは、そう簡単に社会は変わらない。
理想と現実は隣り合っているけれど
そこには見えない壁がある。
ある社会から別の社会への変化には
膜宇宙のような飛躍が必要なのかもしれない。
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/080221.html
インドで電気がまだ通っていない村々に
ソーラー発電システムを普及させる試みを追ったドキュメンタリー。
この試みで特徴的なのは
その設置や管理を行うのが村の女性達であることだ。
学校教育を受けた事もなければ
村から外に出た事もない女性達が研修を受け
「はだしのソーラーエンジニア」になっていく。
女性の地位が低い<伝統的>インドで
全く無学の女性達が怖れながらも懸命に学び自立していく。
その無謀にも思える試みが形になっていく姿は感動的であった。
しかし、その恩恵を受けているはずの村人達の反応が
必ずしも好意的なものばかりではないのは残念であった。
「曇ると十分な電気が得られない」「テレビが見られない」
というような反応である。
その反応の裏側には女性が力を持って豊かになることや
怪しげなテクノロジーへの
伝統社会の妬みや反感(そして恐怖)がありそうに思える。
それが進むとエンジニアの女性たちへの
暴力が起きるかもしれない。。。
変わっていく時代と変われない強固な伝統社会のせめぎあい。
息苦しくなる局面である。
インドは世界最大の「民主主義国家」なのに
<民主主義>だけでは、そう簡単に社会は変わらない。
理想と現実は隣り合っているけれど
そこには見えない壁がある。
ある社会から別の社会への変化には
膜宇宙のような飛躍が必要なのかもしれない。
2008年
03月
13日
(木)
22:32 |
編集
先日見た「世界遺産」はスペインのバスク地方にかかる
100年以上前の鉄の橋だった。
http://www.tbs.co.jp/heritage/archive/20080224/onair.html
バスクと言えばテロ組織と言われるETA(バスク祖国と自由)を連想する。
そして色濃く残る民族性。
バスクが独立闘争の舞台になるのがどうしてなのかは疑問でもあった。
「世界遺産」なのでテロの話は出てこなかったが
番組を見ながら、思い当たる事があった。
スペイン第5の人口を擁するバスク地方のビルバオは
19世紀にはスペインでも最も裕福な地域であった。
その繁栄を支えたのは近代文明の基本素材である<鉄>
世界遺産に指定されている鉄製の運搬橋ビスカヤ橋も、
その輝ける鉄の時代の名残りである。
(エッフェル塔と並び称される存在)
その鉄を巡る争いがバスク問題の基調にあったのかもしれない。。。
そう思ったのである。
少し調べてみた。
バスクの独立運動は
フランコ将軍のファシズム政権に対立するものとして起きた。
そしてドイツ、イタリアのファシズム政権はバスク地方を空爆
それがピカソに『ゲルニカ』を描かせた。
ところがフランコ政権が打倒され
民主化が進んでもバスク問題は終っていない。
ここが疑問の残るところである。
自分達はスペインではない。
自分達はバスクである
というアイデンティティの問題は確かにあるだろう。
しかしそれだけではテロにはならない。
もっとそのアイデンティティに形を与える何かがある気がする。
それが鉄?
ベルギーもイギリスも国を分けると騒いでいるし、コソボは既に勝手に独立した
バラバラになりそうな国はヨーロッパ中にある
民族意識とそれに形を与える経済や資源。
そしてどんなものにでも自由に形を変える資本。
民族と歴史と近代、そして資本主義。
世界遺産の古い橋に、その大きな問題の片鱗が見えたような
見えなかったような…
100年以上前の鉄の橋だった。
http://www.tbs.co.jp/heritage/archive/20080224/onair.html
バスクと言えばテロ組織と言われるETA(バスク祖国と自由)を連想する。
そして色濃く残る民族性。
バスクが独立闘争の舞台になるのがどうしてなのかは疑問でもあった。
「世界遺産」なのでテロの話は出てこなかったが
番組を見ながら、思い当たる事があった。
スペイン第5の人口を擁するバスク地方のビルバオは
19世紀にはスペインでも最も裕福な地域であった。
その繁栄を支えたのは近代文明の基本素材である<鉄>
世界遺産に指定されている鉄製の運搬橋ビスカヤ橋も、
その輝ける鉄の時代の名残りである。
(エッフェル塔と並び称される存在)
その鉄を巡る争いがバスク問題の基調にあったのかもしれない。。。
そう思ったのである。
少し調べてみた。
バスクの独立運動は
フランコ将軍のファシズム政権に対立するものとして起きた。
そしてドイツ、イタリアのファシズム政権はバスク地方を空爆
それがピカソに『ゲルニカ』を描かせた。
ところがフランコ政権が打倒され
民主化が進んでもバスク問題は終っていない。
ここが疑問の残るところである。
自分達はスペインではない。
自分達はバスクである
というアイデンティティの問題は確かにあるだろう。
しかしそれだけではテロにはならない。
もっとそのアイデンティティに形を与える何かがある気がする。
それが鉄?
ベルギーもイギリスも国を分けると騒いでいるし、コソボは既に勝手に独立した
バラバラになりそうな国はヨーロッパ中にある
民族意識とそれに形を与える経済や資源。
そしてどんなものにでも自由に形を変える資本。
民族と歴史と近代、そして資本主義。
世界遺産の古い橋に、その大きな問題の片鱗が見えたような
見えなかったような…
2008年
03月
11日
(火)
10:40 |
編集
ここ1ヶ月のドル円相場の
アナリスト予測は
100-105円
100円割れを予測する人はほとんどいない。
でももう少し下もありえるんじゃないかな。
だから少なくとも100円付近まではドルを買えない
という感じ
1999年11月の安値101.25は
今日にでも下回る可能性大。
金利以外にこれといったとりえの無いユーロが
史上最高値を更新しているのだから
円だって高値を更新しない理由も無い。
とりあえずは
18日(火)のFOMCの政策金利発表がどうなるか
市場予測は0.5-0.75の利下げ
0.5であろうが0.75であろうが
それが発表された瞬間に
とりあえず今の円高のピークが来る。
それが100円付近
とすれば
その手前18日前半は100.5付近
今週末から来週初めが101円あたりで
今週後半は
102-101でもみあい
というところかな。。
18日の夜中に底を打ったドルは
翌日から返して
101円超-102円
そこからまた下り出して
月末までに再び100円…
アナリスト予測は
100-105円
100円割れを予測する人はほとんどいない。
でももう少し下もありえるんじゃないかな。
だから少なくとも100円付近まではドルを買えない
という感じ
1999年11月の安値101.25は
今日にでも下回る可能性大。
金利以外にこれといったとりえの無いユーロが
史上最高値を更新しているのだから
円だって高値を更新しない理由も無い。
とりあえずは
18日(火)のFOMCの政策金利発表がどうなるか
市場予測は0.5-0.75の利下げ
0.5であろうが0.75であろうが
それが発表された瞬間に
とりあえず今の円高のピークが来る。
それが100円付近
とすれば
その手前18日前半は100.5付近
今週末から来週初めが101円あたりで
今週後半は
102-101でもみあい
というところかな。。
18日の夜中に底を打ったドルは
翌日から返して
101円超-102円
そこからまた下り出して
月末までに再び100円…
2008年
03月
10日
(月)
15:27 |
編集
本日の日経新聞の記事より
「植物繊維をナノ単位にほぐして再び固めると
同じ重量の鋼鉄に比べ五倍も強い性質になる」
発見は京都大学
製品化は大日本インキ、三菱化学、王子製紙、日本製紙、住友ゴム、星光PMC
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が支援
「2010年以降に建材や家電、自動車向けの強化プラスティックや鋼板の代替を目指す」
とのことである。
もうそこまで来ているんだなぁ、すごい!
単純にそう思う。
鉄は鉄で素材が開発されていて
<鉄はまだ10%しか解明されていない>というし
セラミック、カーボンの技術もとてつもなく素晴らしい。
そしてそれらは日本が技術開発を主導していて
素材間での競争もある。
素材の中には未来がいっぱい凝縮されている。
日本は何からでも何でも作ってしまう。
石油や植物が鉄より固くなり
粘土が宝石に変わる。
魔術である。錬金術である。
でもそれは
お金の桁を増やしてみせるだけの
金融の錬金術とは違う。ものすごく違う。
金融技術が高度化して流動性が高まったり
リスク分散できるようになることは素晴らしいけれど
それが
貧困層の1ドルを10ドルに変えると同時に
富裕層の100ドルを1万ドル変えることで
見せかけの豊かさでごまかし
実質的には格差を拡大させるような
ものになってはならないだろう。
金融技術の開発は素晴らしいけれど
そこには倫理観の強い裏打ちが必要だ。
素材技術の開発はより実用的であり
社会を豊かにする可能性を秘めている。
「植物繊維をナノ単位にほぐして再び固めると
同じ重量の鋼鉄に比べ五倍も強い性質になる」
発見は京都大学
製品化は大日本インキ、三菱化学、王子製紙、日本製紙、住友ゴム、星光PMC
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が支援
「2010年以降に建材や家電、自動車向けの強化プラスティックや鋼板の代替を目指す」
とのことである。
もうそこまで来ているんだなぁ、すごい!
単純にそう思う。
鉄は鉄で素材が開発されていて
<鉄はまだ10%しか解明されていない>というし
セラミック、カーボンの技術もとてつもなく素晴らしい。
そしてそれらは日本が技術開発を主導していて
素材間での競争もある。
素材の中には未来がいっぱい凝縮されている。
日本は何からでも何でも作ってしまう。
石油や植物が鉄より固くなり
粘土が宝石に変わる。
魔術である。錬金術である。
でもそれは
お金の桁を増やしてみせるだけの
金融の錬金術とは違う。ものすごく違う。
金融技術が高度化して流動性が高まったり
リスク分散できるようになることは素晴らしいけれど
それが
貧困層の1ドルを10ドルに変えると同時に
富裕層の100ドルを1万ドル変えることで
見せかけの豊かさでごまかし
実質的には格差を拡大させるような
ものになってはならないだろう。
金融技術の開発は素晴らしいけれど
そこには倫理観の強い裏打ちが必要だ。
素材技術の開発はより実用的であり
社会を豊かにする可能性を秘めている。
2008年
03月
09日
(日)
11:38 |
編集
「思考の補助線」なるものについて
体系的に記されたものなのかなと思って読んだ。
違った。
期待とは違ったけれど、それでも悪い内容ではない。
筑摩書房のPR誌に連載されていたものをまとめたものである。
体系的ではないが情熱的ではある。
情熱的ではあるが情熱的過ぎて読みにくくもある
でも、その情熱の間に見える「補助線」というか
発送の片鱗のようなものには共感できる。
------------------------------------------------
気になった部分をいくつか書き出しておく
もし、自然言語が厳密な因果的進行が支配する世界の中に
「曖昧」な要素を持ち込むということを可能にしているのだとすれば、
それ自体が一つの奇跡(P41)
そのような猥雑な日常の中で、普遍について思考することができるということが、
人間の、そしてこの世の不思議な成り立ちである(P65)
意識を持たないにもかかわらず、客観的に見れば、私たち人間と全く同じ軌跡をたどり、
機能的には区別することができないような存在を、「哲学的ゾンビ」という(P69)
意識の中で表象されるものが因果的時空間の限定から逃れることの意義は、
いくら強調しても、しすぎということはない。
私達の生は、本来、「今、ここ」という土壌の中をうごめくミミズのようなものであったはずである。
そのような生の中で生み出された脳活動が、びっしりとこびりついている因果の連鎖を離れて、
永劫回帰について、無限集合論について、実らぬ恋について考える事ができる。
意識は、「今、ここ」から私たちの思考が飛び立つうえで、重大な役割を果たしている(P71)
他者との共通基盤があってこそ、「個性」は輝く。このパラドックスの中にこそ、
コミュニケーションに支えられて今、ここにある私たち人間の本質を考えるための大切なヒントがある(P85)
仮想世界の中で生み出された過剰流動性が現実に合流しようとするとき、
そこには危険な、ときにまがまがしいものの気配が生じる。(P94)
私が両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地べたを速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさん唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい。
(金子みすず)
男も女も、老いも若きもすべては差異の隠蔽された平等の楽園に取り込まれていくという
「政治的正しさ」のプログラムは、ニュートン以来の近代科学のすばらしき成果と
思想的に明らかに連動しているのである(P103)
有限であるにもかかわらず無限を志向するという私たちの心のやっかいな性質なしに、
多くの知的成果の結実はありえない。どうあがいても有限の存在でしかない人生という泥沼から
ときに大輪の蓮の花が咲くことがあるのは、
私たちの感情が「どうせできないとわかっているのに」悪あがきをするからである(P124)
無限を志向する感情の動きを、いかにインテリジェントに耕すか(P124)
時間の流れにおける次の瞬間の空白を充足するものの不定性こそが、
私たちが生きるうえでの最も大事な精神的糧を与えていくれる。
私たちはみな、舌なめずりをして、何がくるのかわからない時間の空白を待ち、とらえ、
食べ、呑み込み、消化して生きている。私たちは、精神の他のあり方を知らない。
何が起きるか不確定な未来という空白なしに、私たちは一瞬たりとも正気を保つことができない(P138)
人生は、無限が有限に転化していくしていく過程である。
私たちの意識の中で、「無限」は、必ず可能無限として感じられているのであって、
そこではいまだ用途がしていされていない空白が死活的に重要な役割を果たしている。
何かとして「在る」(sein)ことではなく、何かに「成る」(werden)ことにより大きな意味があるのは、
後者が空白とその転化を糧とする過程だからである。
もっとも、それは常に両義的である。成長することが、具体化することのよろこびとともに、
必然的に空白の喪失という失望を伴うことを、注意深い観察者はみな知っている(P141)
遇有性ののダイナミクスと、プラトン的完全さのあわいをうまく生きることこそが、
難しくもやりがいのあること(P165)
「創造することは思い出すことの似ている」(ロオジャー・ペンローズ P181)
一見関係が無い思われるものたちの間に「補助線」引き、
その生き様において自分自身が「補助線」と化して、断片化してしまった知のさまざまの間を結ぶ(P193)
進化生物学をはじめ、あらゆる知的な営みにおいて、
「評価関数」は、つまりは後づけによって与えられる。
評価の価値のおける「収束」は数量における「拡散」によってこそ担保されている。
この根本的な両義性を、ダブル・バインドな状況の中に、生物現象のみならず、
私たちがおよそ人間の精神活動について考えるうえで避けて通ることのできないエニグマがあるように思われる(P214)
---------------------------------------------------------
ごく簡単にいうと
「思考の補助線」とは
脳、物理、数学、文学、言語、哲学などの間に立ってそれらを結びつけること
といことになるのかな。
なら、もっとこなれた書き方をすることもできるだろうなぁ。。。
体系的に記されたものなのかなと思って読んだ。
違った。
期待とは違ったけれど、それでも悪い内容ではない。
筑摩書房のPR誌に連載されていたものをまとめたものである。
体系的ではないが情熱的ではある。
情熱的ではあるが情熱的過ぎて読みにくくもある
でも、その情熱の間に見える「補助線」というか
発送の片鱗のようなものには共感できる。
------------------------------------------------
気になった部分をいくつか書き出しておく
もし、自然言語が厳密な因果的進行が支配する世界の中に
「曖昧」な要素を持ち込むということを可能にしているのだとすれば、
それ自体が一つの奇跡(P41)
そのような猥雑な日常の中で、普遍について思考することができるということが、
人間の、そしてこの世の不思議な成り立ちである(P65)
意識を持たないにもかかわらず、客観的に見れば、私たち人間と全く同じ軌跡をたどり、
機能的には区別することができないような存在を、「哲学的ゾンビ」という(P69)
意識の中で表象されるものが因果的時空間の限定から逃れることの意義は、
いくら強調しても、しすぎということはない。
私達の生は、本来、「今、ここ」という土壌の中をうごめくミミズのようなものであったはずである。
そのような生の中で生み出された脳活動が、びっしりとこびりついている因果の連鎖を離れて、
永劫回帰について、無限集合論について、実らぬ恋について考える事ができる。
意識は、「今、ここ」から私たちの思考が飛び立つうえで、重大な役割を果たしている(P71)
他者との共通基盤があってこそ、「個性」は輝く。このパラドックスの中にこそ、
コミュニケーションに支えられて今、ここにある私たち人間の本質を考えるための大切なヒントがある(P85)
仮想世界の中で生み出された過剰流動性が現実に合流しようとするとき、
そこには危険な、ときにまがまがしいものの気配が生じる。(P94)
私が両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地べたを速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさん唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい。
(金子みすず)
男も女も、老いも若きもすべては差異の隠蔽された平等の楽園に取り込まれていくという
「政治的正しさ」のプログラムは、ニュートン以来の近代科学のすばらしき成果と
思想的に明らかに連動しているのである(P103)
有限であるにもかかわらず無限を志向するという私たちの心のやっかいな性質なしに、
多くの知的成果の結実はありえない。どうあがいても有限の存在でしかない人生という泥沼から
ときに大輪の蓮の花が咲くことがあるのは、
私たちの感情が「どうせできないとわかっているのに」悪あがきをするからである(P124)
無限を志向する感情の動きを、いかにインテリジェントに耕すか(P124)
時間の流れにおける次の瞬間の空白を充足するものの不定性こそが、
私たちが生きるうえでの最も大事な精神的糧を与えていくれる。
私たちはみな、舌なめずりをして、何がくるのかわからない時間の空白を待ち、とらえ、
食べ、呑み込み、消化して生きている。私たちは、精神の他のあり方を知らない。
何が起きるか不確定な未来という空白なしに、私たちは一瞬たりとも正気を保つことができない(P138)
人生は、無限が有限に転化していくしていく過程である。
私たちの意識の中で、「無限」は、必ず可能無限として感じられているのであって、
そこではいまだ用途がしていされていない空白が死活的に重要な役割を果たしている。
何かとして「在る」(sein)ことではなく、何かに「成る」(werden)ことにより大きな意味があるのは、
後者が空白とその転化を糧とする過程だからである。
もっとも、それは常に両義的である。成長することが、具体化することのよろこびとともに、
必然的に空白の喪失という失望を伴うことを、注意深い観察者はみな知っている(P141)
遇有性ののダイナミクスと、プラトン的完全さのあわいをうまく生きることこそが、
難しくもやりがいのあること(P165)
「創造することは思い出すことの似ている」(ロオジャー・ペンローズ P181)
一見関係が無い思われるものたちの間に「補助線」引き、
その生き様において自分自身が「補助線」と化して、断片化してしまった知のさまざまの間を結ぶ(P193)
進化生物学をはじめ、あらゆる知的な営みにおいて、
「評価関数」は、つまりは後づけによって与えられる。
評価の価値のおける「収束」は数量における「拡散」によってこそ担保されている。
この根本的な両義性を、ダブル・バインドな状況の中に、生物現象のみならず、
私たちがおよそ人間の精神活動について考えるうえで避けて通ることのできないエニグマがあるように思われる(P214)
---------------------------------------------------------
ごく簡単にいうと
「思考の補助線」とは
脳、物理、数学、文学、言語、哲学などの間に立ってそれらを結びつけること
といことになるのかな。
なら、もっとこなれた書き方をすることもできるだろうなぁ。。。
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2008年
03月
09日
(日)
10:05 |
編集
日本時間の3/7夜に発表されたアメリカの雇用統計と
それに為替相場がどう反応したか
そしてその時、自分がどんなポジションで対応したかを
見直してみる
---------------------------------------------
前週から週初めに大幅に円高になった反動もあり
今週はドルが少し戻していた。
しかし金融不安と雇用統計にらんで木曜日には
また1円以上円高が進んだ。
3/6の終値は
私の予測としては
雇用統計が悪ければ
ドルはさらに1円下げて101.5くらいまで進む
発表のショックで一瞬で0.5-1円くらい円高になって
底を打った瞬間に一斉に買戻しが入って102円超まで反発
というところだったので
101.65でドルを買い、ストップを100.5、指値を103という
注文を入れておいた
もう少し進むことも考えて101.15にも買うポイントを分散
101.65と101.15の割合は2:1
日本時間 21:00
その時間に発表されたカナダの雇用統計が良かったせいか
直前までの不安売りの調整かで
1時間ほどの間に0.4円のドル高。
統計発表直前の高値102.3円に
ここで迷った。。。
直前に上ったということはきっと発表で落ちる
勢いをつけて落ちる。絶対落ちる………はず。。
アメリカの統計が悪ければ
ここから円高が進んで予定通りになるだろう
でも、 でも、意外に雇用統計良い数字だったら
このままドルが上るかもしれない。。。
…そうなっても後悔しないように、ここで少しだけドルを買っておこう。
この迷いが失敗の元その1
日本時間 22:30
米雇用統計発表 予想を大幅に下回るマイナス6万人強
下る!
よしこの一瞬にドルを売れ!
…これが失費の元その2
もちろん一瞬にして大幅にドルが売られ
すぐに一斉に買い戻された
底は101.4
戻しは103.23
最初の読みから見て、そこはまあまあの線
でも衝動的に売買してしまった二つは大失敗
失敗の元1で
不安で買った101.95を焦って101.5で売り
失敗の元2で
欲張って売った101.7を102で買い戻してしまった。。。
差引プラスにはなったものの
人間的な弱さを典型的に曝け出すような
極めて情けないトレードであった。。。。
この動きは私には予測できたし
おそらく誰にでも見えていたはず
でも、その瞬間の駆け引きには差が出る。
見えているのに動けない
見えているのに判断できない
見えているのに見ようとしない。
巧みなテーブルマジックを目の当たりにしているようなものだ。
----------------------------------------------
ちなみにこの時、クロス円も大幅に円高
それはまあ不安心理の反映、巻き戻しとしてわかるとしても
対ユーロではドル高が進んだ!
アメリカの雇用統計が悪いのにドルが上ったのである。
ドルは円に対しては下げ
ユーロに対しては上げた
この逆の動き
何故だろう?
この急激な動きをした部分が短期的な投機資金ということなのだろうか
金融不安のリスクを避けるために
ユーロ高を引っ張っていた投機資金が引き上げたということだろうか。
雇用などの経済的要因ではなく純粋に金融的要因か…
それに為替相場がどう反応したか
そしてその時、自分がどんなポジションで対応したかを
見直してみる
---------------------------------------------
前週から週初めに大幅に円高になった反動もあり
今週はドルが少し戻していた。
しかし金融不安と雇用統計にらんで木曜日には
また1円以上円高が進んだ。
3/6の終値は
私の予測としては
雇用統計が悪ければ
ドルはさらに1円下げて101.5くらいまで進む
発表のショックで一瞬で0.5-1円くらい円高になって
底を打った瞬間に一斉に買戻しが入って102円超まで反発
というところだったので
101.65でドルを買い、ストップを100.5、指値を103という
注文を入れておいた
もう少し進むことも考えて101.15にも買うポイントを分散
101.65と101.15の割合は2:1
日本時間 21:00
その時間に発表されたカナダの雇用統計が良かったせいか
直前までの不安売りの調整かで
1時間ほどの間に0.4円のドル高。
統計発表直前の高値102.3円に
ここで迷った。。。
直前に上ったということはきっと発表で落ちる
勢いをつけて落ちる。絶対落ちる………はず。。
アメリカの統計が悪ければ
ここから円高が進んで予定通りになるだろう
でも、 でも、意外に雇用統計良い数字だったら
このままドルが上るかもしれない。。。
…そうなっても後悔しないように、ここで少しだけドルを買っておこう。
この迷いが失敗の元その1
日本時間 22:30
米雇用統計発表 予想を大幅に下回るマイナス6万人強
下る!
よしこの一瞬にドルを売れ!
…これが失費の元その2
もちろん一瞬にして大幅にドルが売られ
すぐに一斉に買い戻された
底は101.4
戻しは103.23
最初の読みから見て、そこはまあまあの線
でも衝動的に売買してしまった二つは大失敗
失敗の元1で
不安で買った101.95を焦って101.5で売り
失敗の元2で
欲張って売った101.7を102で買い戻してしまった。。。
差引プラスにはなったものの
人間的な弱さを典型的に曝け出すような
極めて情けないトレードであった。。。。
この動きは私には予測できたし
おそらく誰にでも見えていたはず
でも、その瞬間の駆け引きには差が出る。
見えているのに動けない
見えているのに判断できない
見えているのに見ようとしない。
巧みなテーブルマジックを目の当たりにしているようなものだ。
----------------------------------------------
ちなみにこの時、クロス円も大幅に円高
それはまあ不安心理の反映、巻き戻しとしてわかるとしても
対ユーロではドル高が進んだ!
アメリカの雇用統計が悪いのにドルが上ったのである。
ドルは円に対しては下げ
ユーロに対しては上げた
この逆の動き
何故だろう?
この急激な動きをした部分が短期的な投機資金ということなのだろうか
金融不安のリスクを避けるために
ユーロ高を引っ張っていた投機資金が引き上げたということだろうか。
雇用などの経済的要因ではなく純粋に金融的要因か…
2008年
03月
08日
(土)
19:54 |
編集
葬儀に参列した。
別に親しい人の葬儀というわけではないが
それでも葬儀に行くと色々と考える事がある。
考える「時間がある」というべきかもしれない。
…葬儀ってヒマだから
今回はある新興宗教系の葬儀で
式の途中、自分たちの信じるところが最も正しい
ということを強調する部分があり
少し驚いた。
----------------------------------------------------
有限の肉体が、無限の宗教的真実を求めることははかない。
その真実は決して到達できないところにあるものだから。
それでも有限の肉体を通して無限を近付こうとする姿は健気ではある。
決して到達できないという意味では
どの宗教であろうと同じようなものである。
そして無限に到達できないから無限に求めるのである。
無限に求めれば無限に与えられるが無限に到達する事はできない。
それが宗教である。
最も優れた宗教であっても
その開祖は全ての人を救うまでには至っていない。
多くの人を救ったかもしれないが、全ての人ではない。
その意味であらゆる宗教は不完全である。
それは長い長い無様な失敗の連続とも言える。
もっとも成功した宗教は
やはり<近代科学>なのかな
それとも<資本主義>か
あるいは<自由・平等>?
自由や平等よりお金の方が尊ばれるから資本主義の方が強い。
資本主義がなければ近代科学は発展しなかっただろうから
科学より資本の方が強そうだ。
でも資本には人を殺せないけれど
科学は世界中の人を一瞬で殺せる。
殺せるけれど殺していないし、救っている命も多い。
そして資本主義じゃない国でも科学は信じられる。
という事は
やっぱり近代科学が最も普遍的な宗教なのかもしれない。
別に親しい人の葬儀というわけではないが
それでも葬儀に行くと色々と考える事がある。
考える「時間がある」というべきかもしれない。
…葬儀ってヒマだから
今回はある新興宗教系の葬儀で
式の途中、自分たちの信じるところが最も正しい
ということを強調する部分があり
少し驚いた。
----------------------------------------------------
有限の肉体が、無限の宗教的真実を求めることははかない。
その真実は決して到達できないところにあるものだから。
それでも有限の肉体を通して無限を近付こうとする姿は健気ではある。
決して到達できないという意味では
どの宗教であろうと同じようなものである。
そして無限に到達できないから無限に求めるのである。
無限に求めれば無限に与えられるが無限に到達する事はできない。
それが宗教である。
最も優れた宗教であっても
その開祖は全ての人を救うまでには至っていない。
多くの人を救ったかもしれないが、全ての人ではない。
その意味であらゆる宗教は不完全である。
それは長い長い無様な失敗の連続とも言える。
もっとも成功した宗教は
やはり<近代科学>なのかな
それとも<資本主義>か
あるいは<自由・平等>?
自由や平等よりお金の方が尊ばれるから資本主義の方が強い。
資本主義がなければ近代科学は発展しなかっただろうから
科学より資本の方が強そうだ。
でも資本には人を殺せないけれど
科学は世界中の人を一瞬で殺せる。
殺せるけれど殺していないし、救っている命も多い。
そして資本主義じゃない国でも科学は信じられる。
という事は
やっぱり近代科学が最も普遍的な宗教なのかもしれない。
2008年
03月
08日
(土)
19:11 |
編集
それなりにおもしろい設定にはなっているが
取り立ててどうというほどでもない。
残虐シーンに力点のあるホラーがスプラッターで
セックスシーンを中心に組まれるのポルノがハードコアなら
この映画はCGのみで作られたスーパーハード・グラフィック。
だから内容はさておき
気になった点を二つ。
一つは人間の表現。
あるいは映像表現としての人間。
この映画の中では、メカニカルなものは美しくなめらかに動くように見えるのに
人間の動きはぎこちなく感じられる。
機械と同じようになめらかに美しく動いているはずなのに
人間ではそのなめらかさに違和感がある。
不思議である。
機械のようになめらかに動く事
それが非人間的だということなのだろう。
人間の動きとは
一見なめらかなようで
本当は印象よりも不器用でぎこちないものなのかもしれない。
人間は一瞬一瞬を戸惑いながら生きているということなのだろうか。
そしてその戸惑いをより正確になぞろうとするよりも
逆にもっと大胆に取捨選択する方がより「人間的」と感じられるのかもしれない。
「人間的」と感じられる動作のデフォルメを発見する事
それが映像作品として大事な事のひとつかもしれない。
もう一つは「日本民族」という言葉。
これはとても据わりの悪い言葉だと思う。
「日本人」だとしっくりするのに「日本民族」には違和感がある。
「大和民族」ならあまり違和感はないが
今の日本人とはかけ離れた感じがする。
「日本民族」という言葉は「アメリカ民族」と同じくらい異様な気がするし
「大和民族」は「ネイティブ・アメリカン」と同じくらい部分的なものしか示せない。
その言葉に違和感があるのは
今の日本に民族対立が無いからであろう。
アメリカには様々な民族や人種の人たちがいるし
それぞれアイリッシュ系や中国系、黒人系やヒスパニック系などと分けられるけれど
それぞれのグループを「民族」と呼ぶのには違和感がある。
自分達を「民族」という枠組みで捉えてことさら対立していないからだろう。
逆にヨーロッパでは先進国にさえ民族対立がある。それはそれで不思議である。
取り立ててどうというほどでもない。
残虐シーンに力点のあるホラーがスプラッターで
セックスシーンを中心に組まれるのポルノがハードコアなら
この映画はCGのみで作られたスーパーハード・グラフィック。
だから内容はさておき
気になった点を二つ。
一つは人間の表現。
あるいは映像表現としての人間。
この映画の中では、メカニカルなものは美しくなめらかに動くように見えるのに
人間の動きはぎこちなく感じられる。
機械と同じようになめらかに美しく動いているはずなのに
人間ではそのなめらかさに違和感がある。
不思議である。
機械のようになめらかに動く事
それが非人間的だということなのだろう。
人間の動きとは
一見なめらかなようで
本当は印象よりも不器用でぎこちないものなのかもしれない。
人間は一瞬一瞬を戸惑いながら生きているということなのだろうか。
そしてその戸惑いをより正確になぞろうとするよりも
逆にもっと大胆に取捨選択する方がより「人間的」と感じられるのかもしれない。
「人間的」と感じられる動作のデフォルメを発見する事
それが映像作品として大事な事のひとつかもしれない。
もう一つは「日本民族」という言葉。
これはとても据わりの悪い言葉だと思う。
「日本人」だとしっくりするのに「日本民族」には違和感がある。
「大和民族」ならあまり違和感はないが
今の日本人とはかけ離れた感じがする。
「日本民族」という言葉は「アメリカ民族」と同じくらい異様な気がするし
「大和民族」は「ネイティブ・アメリカン」と同じくらい部分的なものしか示せない。
その言葉に違和感があるのは
今の日本に民族対立が無いからであろう。
アメリカには様々な民族や人種の人たちがいるし
それぞれアイリッシュ系や中国系、黒人系やヒスパニック系などと分けられるけれど
それぞれのグループを「民族」と呼ぶのには違和感がある。
自分達を「民族」という枠組みで捉えてことさら対立していないからだろう。
逆にヨーロッパでは先進国にさえ民族対立がある。それはそれで不思議である。
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2008年
03月
08日
(土)
11:01 |
編集
原油が100ドルの大台を越え、ユーロ/ドルが1.5を越えている。
それらは全く意味もなく空虚に上昇し続けている
実体の縛りがない空虚な上昇なので軽く軽く昇っていく。。。
バブルである。
だから限りなく昇っていく。
はるかな上昇の先にあるものは「爆破」というより<消滅>
高い高い空の雲の合間にその姿見えなくなるとき…バブルは終る。
「もうユーロはいい。見えなくなったから…」
そして突然次が始まる。
円?それともやっぱりドル?
原油もユーロももう終っていると誰もが知っている。
でも次が見つからない。ただそれだけ
その時までは今が今のまま続く
見失いそうなものを、見失われたものを、
見える!見える!と追い続ける。。。。
だからいつ来るかわからないその時が来るまでは、ユーロ。
---------------------------------------------
ということなので
小さめにストップをかけながら誰もがユーロを追う。
誰もがかけるストップ幅が限りなく小さくなったとき
その頂点から
積み上がったポジションはカスケード状に崩れていく。。。
きっととても見事に
シャンパンタワーのように美しく。。。
でも注がれて落ちていくのが石油だと
あまり美しくないか…
それらは全く意味もなく空虚に上昇し続けている
実体の縛りがない空虚な上昇なので軽く軽く昇っていく。。。
バブルである。
だから限りなく昇っていく。
はるかな上昇の先にあるものは「爆破」というより<消滅>
高い高い空の雲の合間にその姿見えなくなるとき…バブルは終る。
「もうユーロはいい。見えなくなったから…」
そして突然次が始まる。
円?それともやっぱりドル?
原油もユーロももう終っていると誰もが知っている。
でも次が見つからない。ただそれだけ
その時までは今が今のまま続く
見失いそうなものを、見失われたものを、
見える!見える!と追い続ける。。。。
だからいつ来るかわからないその時が来るまでは、ユーロ。
---------------------------------------------
ということなので
小さめにストップをかけながら誰もがユーロを追う。
誰もがかけるストップ幅が限りなく小さくなったとき
その頂点から
積み上がったポジションはカスケード状に崩れていく。。。
きっととても見事に
シャンパンタワーのように美しく。。。
でも注がれて落ちていくのが石油だと
あまり美しくないか…
2008年
03月
01日
(土)
20:18 |
編集
映画『スパイダーマン』を見た。
何故そんなものを見たかというと
何でもよかったのだけれど
とにかくはっきりストーリーのあるものが見たかったからだ。
株や為替の動きは
次がどうなるかわからない。
混沌としていてストーリーが見えない。
そんなものばかり見ていると
不安になるし、とてもストレスがたまる。
<混沌>と向き合うというのは
精神的にとても疲れるものである。
<自己>というものが解体してしまいそうになるくらい重い。
だからはっきりとしたストーリーのあるものを見て
不安を解消し
落ち着きを取り戻したくなったのである。
もちろん、ストーリーのあるものを見たからと言って
世界の混沌が消えるわけではないのだけれど…
主役であるトビー・マグワイヤ
ロシアのメドベージェフ次期大統領(予定)に
どことなく似ている。


何故そんなものを見たかというと
何でもよかったのだけれど
とにかくはっきりストーリーのあるものが見たかったからだ。
株や為替の動きは
次がどうなるかわからない。
混沌としていてストーリーが見えない。
そんなものばかり見ていると
不安になるし、とてもストレスがたまる。
<混沌>と向き合うというのは
精神的にとても疲れるものである。
<自己>というものが解体してしまいそうになるくらい重い。
だからはっきりとしたストーリーのあるものを見て
不安を解消し
落ち着きを取り戻したくなったのである。
もちろん、ストーリーのあるものを見たからと言って
世界の混沌が消えるわけではないのだけれど…
主役であるトビー・マグワイヤ
ロシアのメドベージェフ次期大統領(予定)に
どことなく似ている。


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2008年
03月
01日
(土)
19:33 |
編集
この映画で不思議なことは
ポーカーで一晩に100億円勝つことの出来る天才ル・シッフルが
それよりもはるかリスクの高いテロと株の空売りで儲けようとしたという点である。
ル・シッフルはポーカーだけをやっていれば
合法的にいくらでも儲ける事ができたはずなのに…
その行動は冷徹な悪役のわりにどこか間抜けな感じがする。
イギリスと『007』と対比するなら
アメリカでは『ダイ・ハード』かもしれない。
欧州ではエリートの活躍が国を守るが
アメリカでははみ出し者のヒーローが家族を守る。
ジョン・マクレーンははみだし者だけれど
その行動様式は保守的だから
きっと共和党員だろう
ジェームス・ボンドも派手な行動をしているけれど
本質的には伝統を重んじる保守党なんだろうなぁ。。
ポーカーで一晩に100億円勝つことの出来る天才ル・シッフルが
それよりもはるかリスクの高いテロと株の空売りで儲けようとしたという点である。
ル・シッフルはポーカーだけをやっていれば
合法的にいくらでも儲ける事ができたはずなのに…
その行動は冷徹な悪役のわりにどこか間抜けな感じがする。
イギリスと『007』と対比するなら
アメリカでは『ダイ・ハード』かもしれない。
欧州ではエリートの活躍が国を守るが
アメリカでははみ出し者のヒーローが家族を守る。
ジョン・マクレーンははみだし者だけれど
その行動様式は保守的だから
きっと共和党員だろう
ジェームス・ボンドも派手な行動をしているけれど
本質的には伝統を重んじる保守党なんだろうなぁ。。
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